「歌のピッチもちっとも合わない」

念願の学マス 1st Live がついに無事に開催された。

楽曲においてクリエイター陣が最強とも言えるこのプロジェクトは最初から出し惜しみなしでその強みを大々と宣伝しまくっていた。最初に出てきた花海咲季の「Fighting My Way」から最後有村真央の「Fluorite」まで楽曲の作り手はみんな実力が折り紙つきの方ばかりだった。
しかしそんなバケモノレベルの楽曲とは相反し、歌い手の実力は初めから批判の矛先だった。実際、デビューライブでのパフォーマンスは控えめに言ってもよくできたとは言い難いものだった。それは演者自身の実力不足は勿論、学マスの「一人一人でパフォーマンスする」というスタイルのせいで余計に欠点が浮き彫りにされてしまった。

日本のアイドルは欧米や韓国のような最初から完成形のアーティストを送り出すスタイルとは異なり、未熟な演者を送り出してその成長過程をオーディエンスと一緒に見届けるという異類だけどみんなに受け入れられているスタイル。
その事実をとっくに知っていたし、悪いとも思わない。私自身も今まで幾つかのグループを見届けて来ていたからその楽しさを理解している。だからデビューライブのあのザマを観た際に心の中で「デビューライブだしこれから変わっていくだろう」と自分を慰めていた。
そして半年が経った今、1st ライブを目にした瞬間見事に予想が砕けられた。

「なんなんだこれは」

成長するどころか、むしろデビューライブよりも酷くなっている。
お前らこの半年間何をやっていた?アイドル舐めてんのか?

声優は本職のアイドルとは違うのは知っているし、アイマスというブランドの売り方自体はラブライブと違いリアルパフォーマンスよりもゲームのクオリティに力に注いでいることも知っている、その上であのステージ上に立っている演者全員に問い詰めたい。

お前らこの半年間何をやっていた??

声優の本職は歌って踊ることじゃないと言いたいなら今すぐ降りた方がいい、自分から取った仕事もちゃんとしたものにする気がないなら他にやりたいやつらに譲れ。

かと言って、パフォーマンスはひどいものだったが、ライブ自体はエンターテインメントとして楽しめないわけでもないのも事実である。コールは楽しいし、Harmony Star で各アイドルのセカンドシングルの歌いの途中で絡まりがありそうな別のアイドルにサプライズ登場させる演出もすごくワクワクさせられた。しかしそれすら単に演出上のトリックであり、演者自身の実力とはほぼ無関係なものだった。

結論を言うと、今回のライブがひどすぎて学マスの声優たちにかなり失望したが、コンテンツ自体は相変わらず好きだから一ユーザとしては特に何かをしたり変えたりすることはない、とりあえず 2nd ライブが始まる際に彼女たちは成長していることを期待している。

ただ彼女たちが何年後、今のライブを見返る際に頭を抱えて悶えないことを祈っている。

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