「Dir Lifyna」Chronicle
遥か昔
イアス=ステリナ (古神の世界もしくは先史文明期)
- 古の女神アストライア、鉄器時代において人々の愚かな戦いの繰り返しに失望。放浪を始める。
- 人間は古神への信仰を忘れ、自ら創り出した機工女神を崇める「女神の微笑」時代に到達。空の上まで飛ばせる鋼鉄天使や神をも焼き尽くすメギドの炎を持つ高度な文明となる。そして、人への豊穣を願う女神は現神の支配する豊かな世界 (ネイ=ステリナ) へ干渉。
ネイ=ステリナ (現神の世界もしくは旧大陸時代)
- (上記イアス=ステリナと同じ時系列) 旧大陸時代とは光と闇の現神たちが覇権を争っていた時代。エルフやドラゴンといった種族を支配して両陣営に分かれていた。数々の戦いにおいて闇の勢力が拡大するものの、マーズテリアやバリハルトなど若い神々の登場によって勢力が逆転する。深く傷ついた闇勢力側の地域を封鎖することで後の世界融合まで長い緊張状態が続く。
1 万年以上前
三神戦争時代
- ネイ=ステリナ (現神の世界) とイアス=ステリナ (古神の世界) の二つの世界が融合し、「ディル=リフィーナ (二つの回廊の終わり)」が生まれる。
- そして、上記二つの神に機工女神を交えた「三神戦争」の勃発。古神と現神との戦いが続く中で天地の秩序が整っていき、最終的に古神は敗北し現神が人間を支配する。尚、機工女神は途中で姿を消した。現神の導きでラウルバーシュ大陸に人の住める地域が誕生する。しかし、世界融合の「歪み」が各所に残り、魔神や魔獣が跋扈する混沌とした地域が現れ、人々の間でも争いが絶えない状態に。
ファスティナ創世記
- 三神戦争後の敗者である人間族が現神に服従して、他種族と同列になるまでの期間。
- 光と闇の現神は大陸の住人との盟約で「神骨の大陸」に引き上げる。以後、信仰力や魔力の大きさによって神々が干渉できる範囲が制限される。人間族は先史文明期の技術、それら動力の源が神々によって奪われていたため、これを契機に神の啓示や魔術を扱う文明が飛躍的に発展。老化などの寿命も含む肉体的、精神的に超越した能力を持つ者が出始める。
- 同じくファスティナ神聖語と呼ばれる簡易魔法語を発明。魔術師と寺院の権力が高まり、人々を 導く (or 支配する) 時代となる。
- 下級神と同じ能力を持ちながら神の制約を受けない土着神および魔神達が台頭。
- 大陸の領域を奪い合う時代となり、寺院や魔術師が尖兵を率いて領域の各地で戦争が起こる。
創世記 (後期)
ラウルバーシュ大陸中央で、古神七英雄 (七魔神) が誕生し一大帝国を築く。しかし、最大限の信仰力を得た現神らが介入。この七魔神はブレニア内海を中心とした各迷宮に封印される。
その他、三神戦争に参加しなかった古神が一時的に大陸北方を支配するなど、大きな戦争と地形変動が繰り返される。
西方、現ゴーティア王国の大封鎖地付近に強大なサマラ魔族国が建国される。
女神フェミリンスが誕生、レスペレント地方の女帝となり魔術師ブレアードと戦争を開始。
大敗したブレアードはレスペレントの東側の辺境から巨大な地下迷宮を作り上げる。
ブレアードの逆襲。姫神フェミリンスは捕らえられ、呪いをかけられる。
混迷の中で土着神や魔神、寺院が弱体化。支配されていた王、神格者が主を打ち倒す状況が続き、ファスティナ創世記から種族と王国の時代に変化していく。
この時代でほぼ大陸の1割強が人間族の領域など縄張りが確定していく。
寺院は国家と連携を図ることで勢力を維持し、再び光と闇の陣営での対立が激しくなる。
1500 年以上前
ラウルバーシュ大陸 黎明期
- ラウルバーシュ大陸の黎明期。大陸の各地に国家が形成されていく。
- 西方ではサマラ魔族国が光の英雄達に滅ぼされ、ゴーティア王国が建国される。以後、中央に小さい封鎖地が設けられ、光勢力が神聖ペルシス帝国、闇勢力がベルガラード王国の前身となる伝統国が出来上がる。
1083 年前
ベルリア建国暦元年
中原にベルリア王国建国。(王都ランヴァーナ)
ブレニア内海を挟んでアヴァタール地方と西方諸国との貿易拠点となっていく。東方諸国とも貿易が可能になる。
中原ではアヴァタール地方に、レウィニア、メルキアを中心に都市が国へと成長していく。この頃からレウィニア地域では水の土着神が登場。(後の「水の巫女」のこと)
西方ではテルフィオンを中心とした新興国が乱立。
北方諸国は国としては小さいが、中原や西方に合わせるように国が誕生していく。
レスペレント地方ではカルッシャ、フレスラントが二大国家として台頭。小競り合いが続く。また、セルノ人国家やクラナなども国として形になっていく。
890 年前
レウィニア建国暦元年
- レウィニア神権国建国 (王都プレイア)
- 極端な水害や干ばつに悩まされる痩せた土地だったが、「水の巫女」の統治により、被害が最小限に抑えられるようになった。
738 年前
テルフィオン連邦暦元年
- 西方の伝統国であるゴーティア王国が三国に分裂。封鎖していたサマラ魔族国の技術が流出。
- 西方北部にテルフィオンが連邦国として誕生。西方南部のペルシス帝国と友好を保ちながら、闇の国家であるベルガラード王国や封鎖領域が拡大するサマラ魔族国 (の勢力) との戦争が始まっていく。
約 640 年前
- セリカ誕生、キートの村に生まれる。
655 年前 (戰女神元年: 便宜上、セリカが神殺しになった年をここではこう呼ぶこととする)
戰女神 ZERO 開幕時代
- セリカ、嵐を司るバリハルト神の戦士として活躍するなかで、不思議な力を持つ少女サティアと出会う。
- ディジェネール地方ニアクールで地の魔神 (魔神ハイシェラ) と初めて遭遇。
- マクルに帰還するも魔物襲撃のおりにサティアが失踪。
- 邪神 (古神アストライア) を倒すため、セリカ鬼神化と神剣スティルヴァーレを与えられ“シルフィル”の名を受ける。
- 勅封の斜宮の戦いを経て、女神の肉体を持った“神殺”しセリカ誕生。放浪を始める。
ディジェネール地方の岬 (勅封の斜宮) に炎の柱が立つ怪現象から後に「忘焔の山」と呼ばれるようになる。
空の勇士を始めとしたニース地方の竜族は、「災厄の種」の預言。
アヴァタールから、ニース、ディジェネール地方の東を、それぞれ「水の巫女」「空の勇士」「地の魔神」が制し、人々に畏怖される。
フノーロに至ったセリカ、地下迷宮内部で魔術師アビルースと出会い、庇護を受ける。
セリカはマクルに向かうため、紅き月神殿、リブリィール山脈、レウィニア神権国を経由してマクルへ。
女神の体に魅せられたアビルースの裏切り。
653 年前 (戦女神 2 年)
- バリハルト神殿による邪神殲滅の戦い。姉の死亡とサティアの魂が戻らないことからセリカ失意へ。そして、魔神ハイシェラに肉体を奪われる。
- 大勢力のバリハルト神殿における重要な地方教区 (マクル) を壊滅状態にした「神殺し」の伝説が諸国に強い衝撃として伝わっていく。この地域のバリハルト勢力が衰退、スティンルーラ人台頭へ。
652 年前 (戰女神 3 年)
スティンルーラ建国歴元年
- スティンルーラ王国建国(王都クライナ)
651 年前 (戦女神 4 年)
リスルナ建国歴元年
- リスルナ王国建国 (王都カーテナウ) 人口や軍隊規模では周辺国家に敵わないものの、精強な竜騎士団と天然の要塞で守られている。
約 650 ~ 600 年前 (約 50 年間)
- アヴァタール地方にて大国化が進む。時勢に応じて小さな戦争は起こるが比較的平穏な状態のまま、南の腐海の地に接した地域に“闇夜の眷属”国家の原型となるエディカーヌが最後の五大国として生まれる。
- レスペレント地方、歴史あるカルッシャ、フレスラントの戦争が激化。周辺国は戦争特需に沸き、都市国家群やバルジア王国が建国される。尚、ここのバルジア王国はセルノ・バルジアに分裂する前を指す。
- 女神の身体を得たハイシェラが、ガンナシアやターペ=エトフを陥落させ、ケレース地方で覇権を握るなど「神殺し」の名をさらに轟かせる。
- イソラ王国、トライスメイル、冥き途への接触、または属国化。
約 638 年前 (戦女神 17 年頃)
テルフィオン連邦歴 100 年頃
- 西方諸国テルフィオン連邦が周辺の小国を吸収しながら巨大国家へと成長。同時に文化、経済、政治等でも大きく発展し、マーズテリアを国教とする中原ベルリア王国や、レスペレント地方のカルッシャ王国とも同盟を結び、軍備の面でも強大に。
ラウルバーシュ大陸繁栄期
レスペレント地方にてカルッシャ王国がフレスラントを下す。植民地化はせず、国家として同盟を結ぶなど異例の処置。またレスペレント地方は北のグルーノ周辺以外は平穏な時代となり、西方諸国や中原諸国と足並みを揃えるように発展していく。(ケレース、セアール地方の情勢により、南方やアヴァタールとの貿易の寸断が著しくなる)
ケレースの諸国に拠点や繋がりを持った神殺しハイシェラは、魔神アムドシアスの宮殿を襲擊。
その間、準備を進めていた軍神マーズテリアがハイシェラ対応に動く。本拠地にてマーズテリアの攻撃を受ける。
ルナ=クリア誕生。地方神殿の神官長の娘として生を受ける。幼名はクリア・スーン。やがてマーズテリア教皇が受けた啓示に基づき総本山ベテルーラに招かれる。神託検査 (もしくは神託査問) による身辺検査を経て、4 つの試練が与えられる。試練においては、神の娘を証明するために総本山にある真の軍剣 [ルクノゥ・セウ] の抜剣や、封鎖地に取り残された開拓軍の撤退戦での采配など、次々と成功を収める。3 年後に教皇と同じ権限を持つ「聖女」の地位を獲得。
約 600 年前 (戦女神 55 年頃)
- 神殺しハイシェラ、ケレース地方オメール山の遺跡探索へ。先史文明期の遺物に触れ、ハイシェラの過去にまつわる精神が浸食される。これによりハイシェラは女神の肉体から離れ、セリカは一時目を覚ますも再び封印される。
約 560 年前
- ティルニーノ部族エルフの女王、フェイエ・ルート生まれる。幻燐戦争時におよそ 400 歳。まだ若い肉体を保つ。
508 年前
テルフィオン連邦歴 230 年頃
- 連邦国首都のギルドの確立に伴い、神殿、官庁、学校など組織化されたギルド機関が成熟。
- テルフィオン北部の小国ヴァシナルが連邦に加わる。更に北の辺境の山中に、「歪み」を持った土地を発見。後の「エテの街」と呼ばれる魔物の巣窟となっていた地域を、連邦の騎士、神官、魔術師らが鎮圧に向かう。
495 年前
テルフィオン連邦歴 243 年頃
光の神々の加護の元、歪みの土地に迷宮を築き秩序を回復。
部分的に残る歪みの影響により、世界各地から宝物や魔物が漂着してくるため、「異界守」を組織。主な仕事は漂着してきた宝物の回収と迷宮の補修、魔物が現れた時は連邦より騎士や勇者等を招き、治安に務める。
マーズテリアの聖女となったルナ=クリアは「災厄の種 (神殺し)」の預言を受け、正体を判別するため、レウィニアへ。
約 477 年前 (戦女神 178 年頃)
封印から約 120 年後オメール山で目覚めるセリカ、多くの記憶を失う。エルフ族に保護される中で、商人シャマーラと出会い、護衛をかねた記憶探しの旅に出る。
セリカ、プレイアを拠点として冒険や探索を重ねる中で、水の巫女の従者、騎士レクシュミと出会う。新たな情報や仕事を求め、東のメルキア王国へ。メルキア王国は土地の汚染等による地方公爵の台頭によって国王の求心力が低下。
セリカ、魔海の大魔術師の暗躍により王都インヴィティアの濾過機が狙われるが未然に阻止。公爵ヴェルロカの依頼先、辺境の街でルナ=クリアと出会う。
セリカを守る者たちからメルキア、レウィニア、トライスメイル、マーズテリアの繋がりが深まる。
狂った女神 (アイドス) との接触でセリカー部の記憶が蘇り、過去への決着を決意。
神を殺す力をつけるためハイシェラと対戦。剣に封じる (魔剣ハイシェラ誕生)。
女神アイドスを消滅させるため、神の処刑場「狭間の宮殿」へ。神との戦いにより、セリカは再び記憶を失い、ハイシェラと共に放浪の旅へ。その後、しばらく歴史から姿を消す。
474 年前 (戦女神 181 年)
- エディカーヌ帝国に対抗してメルキアとレウィニアは友好関係を結ぶ。レウィニアの高度な灌漑技術とメルキアの魔導技術を交換することで、国力が飛躍的に増大する。
- メルキア王国は帝国制定し「メルキア帝国」となる。アヴァタール地方の東全域と乾燥地帯である南ケレース地方に跨った広大な国土を誇る。
- レウィニア神権国、セーナル神殿とテールユン神殿との間で通商条約を結び、大陸行路における中原中心国として認められる。
459 年前 (戦女神 196 年)
大陸西方、リガナール半島のラエドラという地にて、魔術師イグナートが魔人化。亜人間族を束ねて魔人国家ザルフ=グレイスを建国する。
ザルフ=グレイスを討伐するために周辺国との戦争が起こる。ラエドラ城にて無数の触手と四本の手を持つイグナートが初めて姿を現し、精鋭部隊が全滅。魔術師としての能力も活かし、逆に隣国のエルフ国家であるルア=グレイスメイルを降伏させる。土地と国民の命と引き換えに第一王女シルフィエッタ・ルアシアが人質に。
ザルフ=グレイス、上位エルフの聖地レノアベルテや最大国ドルアーギア帝国を陥落させ、リガナール半島中央部を統一。多くの種族を支配した恐るべき魔族国として光の西方諸国と対立をしていく。
438 年前
テルフィオン連邦歴 300 年頃
- エテの街を護る神宮と光の神々の求めにより、北方ツェル=レアロス (北方言語で「霜天の盆地」) より、氷結の女神ヴァシーナが召喚される。
- 以後、エテの街の地下に築かれた迷宮「歪みの主根 (ひずみのおもね)」の守護神となる。
388 年前
メンフィル建国歷元年
- カルッシャとフレスラント間で小規模な内紛など、特に人間族対亜人間 (獣人) の間で争いが起きる。
- 東の辺境にメンフィル王国が建国される。
約 290 年前
- クラナ王国の魔性の巫女となる、ニーナ・クオバス生まれる。(幻燐戦争時に約 130 歳 / 不老)
約 278 年前
メンフィル建国歴 110 年頃
- 排他的な扱いを受けた亜人間族 (獣人) が、北方諸国から来た獣人の勇者と共にスリージ王国を連国。セルノ人国家内で内紛が続き、レスペレント地方全体が不安定となる。
約 268 年前
メンフィル建国歴 120 年頃
- セルノ人国家間での内紛激化、セルノ王国とバルジア王国とに分裂する。
- カルッシャとフレスラント間では再度調印がなされ、同盟関係が強化される。
約 215 年前
- サイモフ・ハルーイン誕生。
202 年前 (戰女神 453 年)
- エディカーヌが帝国化。
195 年前
テルフィオン連邦歴 543 年
フォーチェラ誕生。
幻燐戦争の約 30 年ほど前、テネイラ宮廷魔術師、王都ミルスの魔術学院を訪れ、シルフィアと出会う。当時サイモフは王宮司教を勤め、ラナート王と共に周辺諸国の統治に尽力。
約 178 年前
メンフィル建国歴 210 年頃
- 西方諸国より竜騎士の家系、ルクセンベール家が渡来。
- カルッシャの東ミレティア地方で都市国家を築き上げる。
約 175 年前
メンフィル建国歴 213 年頃
- カルッシャの第一王女 エクリア・テシュオス誕生。
約 173 年前
メンフィル建国歴 215 年頃
- リウイ・マーシルン、カルッシャの第二王女セリーヌ・テシュオス誕生。
約 171 年前
メンフィル建国歴 217 年頃
カルッシャの第三王女 イリーナ・テシュオス誕生。
メンフィル王国、十代目レノン・メンフィルがこの時代の国王。妻シレナとの間には、カリアス王子他 3 人の後継者に恵まれている。
約 167 年前
リウイ、半魔人の子供として人間族の母と共に迫害の日々、そして母アリアの死。父である魔神グラザに引き取られる。
グラザの配下は混種魔族である「闇夜の眷属」が多いものの、その中でも差別を受け続けたリウイは強きを目指す。
西方の情勢悪化。聖騎士シルフィア、西方の神聖帝国ペルシスへ (リウイがメンフィル王国に攻 め込む約 10 年前)。
モルテニアの魔族住人のカーリアンが旅に出る (約 3 年)。リウイがメンフィルを攻め始めたときに帰郷 (グラザ殺害の時には不在)。
神殺しセリカ、レスペレント地方に現れる。
セリカ、カルッシャ国内で馬上の姫将軍エクリアを初めて目撃。各地で用心棒時代を過ごすが、「神殺し」の目撃情報が徐々にサイモフの元にもたらされるようになる。
約 158 年前
- 宮廷魔術師サイモフ、王族、姫将軍でカルッシャの派閥が表面化。
- 戦乱を起こさせるため勇者ガーランドの手により魔神グラザは殺害される。リウイは度重なる非道を行う人間に対して復讐を誓う。
157 年前
メンフィル建国歴 231 年頃
- メンフィルの南東に位置する辺境モルテニアより、リウイ率いる闇夜の眷属が襲撃。張り巡らされたブレアード迷宮を巧みに利用して開拓駐留軍を撃破する。捉えた修道女ティナと出会い、人の温もりにリウイは葛藤する。
- 情勢不安の中、カルッシャの姫将軍派が第三王女イリーナを強硬にメンフィル王国へ輿入れ。しかし、イリーナはリウイに強奪され、魔族とメンフィルの全面戦争へ。
156 年前
メンフィル建国歴 232 年頃
- ブレアード迷宮の重要拠点「深淵の間」とメンフィルの貴族領「マルベリオン」を占領して勢力を強める。
- 魔神グラザの腹心だった魔神グレゴールが挙兵して闇夜の眷属が分裂。リウイと対立する。リウイがグレコールらを撃破。飛天魔族ファーミシルスらを配下に。
155 年前
メンフィル建国歴 233 年頃
- リウイ、メンフィル腰巾着と呼称される豊富な資源を持つヒルチナ金鉱を占領するも、イリーナの婚約者であったカリアス王子とカルッシャ正規軍 (黒雉騎士団) の重包囲攻撃を受ける。数週間の戦いを耐えてカリアス王子と包囲軍を壊滅させる。
- メンフィル第 2 の都市で強固な城塞都市カウルーンを占領。多くの仲間が集まり、同じ境遇を持つイリーナと心を通わせて、荒々しい青年から闇夜の眷属を率いる者としての自覚が芽生えてくる。
- マーズテリアの聖騎士シルフィア、西方の神聖帝国ペルシスより帰国。
- 兵力を大きく失ったメンフィルの王都へ侵攻。
神格位を持つ聖騎士シルフィアとの激しい戦いに勝利。
レノン王を一騎打ちで倒し、メンフィル王国が滅亡。
154 年前
メンフィル国 234 年頃
- 半魔人リウイの勝利の後、魔族の王によるメンフィルの統治が始まる。リウイはメンフィルの王となり、イリーナは王妃となる、夫婦の統率力や軍門に下ったシルフィア、闇国家側の使者の政策によって、メンフィルの人間市民と闇夜の巻属は秩序ある住み分けが保たれる。しかし、同時にカルッシャをはじめ周辺の人間諸国による「大封鎖」が開始、物流などの遮断が強化される。
152 年前
メンフィル建国歴 236 年頃
- 新生メンフィルと暗黒の太陽神殿らの同盟により、大封部は事実上崩壊する。近隣諸国の不安が煽られ、情勢が悪化。レスペレント都市国家内でも紛争が始まり、ミレティアが分裂。カルッシャの介入で沈静化、ミレティアは保護領となる。
148 年前
メンフィル建国歴 238 年頃
- メンフィルとカルッシャの間で条約が結ばれる当日にリウイ暗殺を目的としたテネイラ事件が発生。これを機にレスペレント地方に「幻燐戦争」が勃発。
- 西方ではベルガラードを始めとした闇国家勢力とテルフィオン連邦間での紛争激化。中原諸国でもエディカーヌと周辺諸国の情勢の不安定さが表面化。
幻燐戦争序盤
- リウイ=メンフィル王国、暗殺を逃れたリウイは総力を挙げてレスペレント地方へ侵攻を開始。同年、セルノ王国やレスペレント都市国家群を和睦の形で制圧。バルジア王国、次いでフレスラント王国に侵攻し制圧。スリージ王国と盟友関係になる。クラナ王国を下したあと、ミレティア保護領を制圧。内乱を乗り切ったメンフィルはカルッシャ帝国へ侵攻を開始する。
- 一方、カルッシャ内では姫将軍派・王族派・宰相派の内紛が激化。
幻燐戦争末期
- フェミリンスにまつわる真相を知ったエクリアは母国を捨てる。
- サイモフ、セリカに殺戮の魔女 (姫将軍) 暗殺の依頼。セリカと姫将軍エクリアが戦う。
- フェミリンス神殿にてエクリアが姫神フェミリンスとして暴走し、王妃イリーナが殺害される。リウイ軍決死の戦いによりフェミリンスを撃破し、幻燐戦争が終結。
- 幻燐戦争終結後にマータ砂漠の南で、セリカ・エクリアの目撃情報が出始める。
ラウルバーシュ大陸開勢力期
- 広大なレスペレント地方がリウイ=メンフィルの手に落ちたことで周辺の魔族国が互いに歩調を取るようになり、光神殿による討伐遠征が難しくなる。より外交力や名目が問われる時代に。
- この時期よりリウイ=メンフィルは王国から帝国化への移行が始まる。
- エクリア追放によりこの土地を護っていたフェミリンスの力が弱まり、大魔術師ブレアードと共に戦った魔神「深凌の楔魔」が復活し始める。
145 年前
- セリカ、亡国の姫となったエクリアと放浪。レスペレント地方から中原諸国へ。
- 復活した深凌の楔魔やエクリアに敵意を抱くメンフィル所属の一部がセリカ達を襲う。
- エクリア、セリカの使徒へ。しばらく辺境にて身を潜める日々。
143 年前
メンフィル建国歴 243 年頃
リウイ、マーズテリアから破門と処刑通達を受けたシルフィアとの間に第一王子シルヴァンが誕生。
リウイ=メンフィル、領地平定を目指す過程でブレアード迷宮の最奥で、リウイ達の生みの親とされる大魔術師ブレアードと遭遇し、撃破。
フェミリンスの弱体化に加え、ブレアード魔力の均衡も崩れて、迷宮維持の動力源である「べルゼビュード宮殿」が海中より浮上。光闇勢力に加えて深凌の楔魔との争奪戦に発展する。
同じ頃、マーズテリア神殿の聖女ルナ=クリアがセリカの元に来訪。約 300 年ぶりの再会を果 たす。そして、神殺しへの同盟と宮殿制圧を申し出る。
レルン地方西方にてトールレント滅亡。
ベルゼビュート宮殿にてセリカとリウイが初めて出会う。妹でありリウイの妻であるイリーナを殺害したエクリアの罪を呼び覚ます前にセリカはリウイを殺害しようとするも果たせず。ルナ=クリアの機転で共闘を目指すことに。
そして光神殿の条件付きながらメンフィル軍が宮殿を制圧し、西方諸国との間での緊張が和らぐ。
リウイ=メンフィル王国、故郷モルテニアに隣接する北ケレース地方へ侵攻を開始。深凌の楔魔軍を討伐して闇種族を掌握。
マーズテリア神殿教皇ウィレンシヌス聖下崩御、新教皇キネリウス三世が枢機卿らの投票によって選出される。新教皇の命令によりルナ=クリアは聖女の位をルナ=メアに譲ることになる。
前聖女ルナ=クリア、マーズテリア神殿から 3 つの試練を与えられる。ひとつ目であるシルフィア・ルーハンスを処刑した後、ケレース地方の開拓村にて行方不明に。メンフィルと西方諸国との間が緊張化。
- セリカとルナ=クリア、神の墓場に落とされ、事実上の死として伝えられる。エクリアは数十年に渡り主人を探しの旅に出る。
- リウイ=メンフィル王国、北部辺境国との対立激化、平定戦争へ乗り出す。
140 年前
メンフィル国建国歴 246 年頃
- 数十年の間に領内の各王族貴族との間に多くの子をもうけ、帝国化の第一歩としてセルノやカルッシャなどが旧王国から王公領へ変更を公布する。
134 年前
メンフィル建国歴 252 年頃
- テルフィオン連邦、闇神殿側の勢力が中原に向けて東進するのを防ぐためにベルガラード王国へ大規模侵攻。大勝利してウストーヌ公領を解放するも、闇の東進政策は拡大。
- リウイ=メンフィル王国、カルッシャの旧王都ルクシリアに隣接した川より西対岸への、旧王貴族で構成された東カルッシャ王国の建国を認め、セーナル神殿と友好化。ベルガラード王国と国交の一時途絶。
- 大陸中原、アヴァタール地方の情勢悪化。各地で紛争が起き、特にエディカーヌ帝国の近隣諸国で戦争が繰り返される。
131 年前
メンフィル帝国歴元年 (王国歴 255 年)
- メンフィル、レスペレント地方と北ケレース地方を完全掌握。9 の王公領と広大な植民地を持ち、メルキアやベルガラードを超える領土となる。そして帝国制を公布、リウイが初代皇帝に。
115 年前
メンフィル帝国歴 16 年
- リウイ、王位をシルヴァンへ。この時期からリウイの名が姿を消していく。翌年、大国メーンリンナを始めとする北方諸国との条約が結ばれ、交易が最も盛んな時代に。
94 年前 (戰女神 561 年)
スティンルーラ建国暦 558 年頃
- 建国暦 558 年の内乱でクライナ焼失、スティンルーラ女王国へ。国土の中央に王都ファラクライナを築く。
86 年前
メンフィル帝国歴 45 年
- メンフィル帝国、ケテ海峡の異界領域を占領。ブレニア内海すべてを勢力圏に納めるが、周辺国に呼応したバリハルト神殿と西ブレニア海にて大規模な海戦が始まる。
60 年前
テルフィオン連邦暦 678 年
- テルフィオン連邦エテの街、再び迷宮の歪みが強くなる。セフィリアの帰国。異界守の力により歪の主根の秩序が保たれ、女神ヴァシーナは北方に帰還。
31 年前
- エクリア、セリカを神の墓場から救出。ルナ=クリアはセリカの子を身籠るが神罰によって死亡。
26 年前
- 姿を消していたアビルースがエディカーヌ帝国の宮廷魔術師になり、ひそかに邪神復活を計画。
19 年前
レウィニア建国暦 871 年
レウィニア神権国、ラティナ王女の誘拐事件が発生。
「めいどいんばに~」の時代イメージはこのあたりとなる。前述のトールレント王国とトレニア王国から西に外れた辺境の森。
14年前 (戦女神 641 年、戦女神 1 より 13 年前)
レウィニア建国暦 876年
- 大陸中原、レルン地方西部にてトールレント王国とトレニア王国が戦争に始まり、アヴァタール地方にて紛争が激化していく。
- 邪神復活の前哨戦となるイスト村攻防戦が勃発。マーズテリア軍も介入し、地域一帯が壊滅。戦災孤児シュリや盗賊業のマリーニャがセリカと出会う。
約 6 年前
- 西方北部の小国シュナイル王国が闇勢力の台頭によって影響をうけ、魔王によって滅亡。魔王、隣国のユークリッド王国へ侵略の手を広げる。
約 4 年前
- ここから「神採りアルケミーマイスター」の時代へ。2 ~ 3 年の物語。
約 3 年前
- ゼイドラム王国の英雄リュファスとユークリッド王国の王女シルフィーヌらによって魔王の封印に成功する。
- 封印を免れた精神体で人間に憑依していた魔王が勢力を取り戻し、数年後にユークリッド王国を滅亡させる。
2 年前 (戦女神 653 年)
レウィニア建国暦 888 年
セリカ、水の巫女の依頼により、エディカーヌ帝国との大戦ドゥネール会戦に参戦。
前後して、マリーニャ・シュリ使徒化の儀式を行う。
ドゥネール会戦にて邪竜アラケールを倒す。だがセリカも多くの力を失うこととなる。
1 年前 (戦女神 654 年)
レウィニア建国暦 889 年
- セリカ、シュリを連れてレルン地方に向かう。
- 表向きは慰安旅行とした水の巫女によるラティナ王女捜索でミルフェに到着。
- 奴隷サリアを身請け。
- カドラ廃坑を探索していく中で、戦乙女シュヴェルトライテとの戦闘に至る。
0 (戦女神 655 年)
レウィニア建国暦 890 年
- 古神七魔神が復活。ブレニア内海を始め周辺諸国を巻き込んだ戦いが始まる。
- 紛争を繰り返してきたアヴァタール五大国も、結束することとなる。