「ランス10」感想
久し振りにめちゃくちゃハマった。Etupirkaの時間統計によると158時間プレイしたけど放置の時間を除くと多分140時間くらいはあると思う、今まで一番時間をぶっこむったエロゲになる。
前作は全然触ったことがない、これも発売から長らく本作を放置し続けた心のわだかまりの一つ。でも実際にやってみると、まったく必要ないと言えないが、一部のネタがわからないくらいでシナリオへの理解は全然支障がない、シリーズ初見でもちゃんと楽しめる。
最初に本作を触った時「声が付いてないだと?!」と一度やめようとあきらめかけてたがやっぱりエロスケでの評価の高さが気になってとりあえず進んでみようと思い、結局めちゃくちゃハマった。「この時代で声なしの商業エロゲを出すのは異常なことでそれがこんなにもユーザーに受け入れられてることが更に異常なこと」だと最初はそう思っていたが、プレイした後、ランス10は確かにその実力があるとはっきり言える。
クリアした感想は、ぶっちゃけ声が付いてない以外なにも文句はない。ふざけたシナリオも読んでで楽しいし、システムも慣れやすい、エロスケでの評価が高いのもうなずける、ただ100点はやはり及ばないと思う、エロゲなのに声が付いてないしな……声がないと使えないじゃないか……!ということで本作はまったく使えませんでした、はい。
あと、アリスの作品を本気でやるのは初めてで、ついついエウと比べてしまう。個人的な感想なんだが、エウの作品と比べてアリスの作品は圧倒的にスムーズにプレイできる。エウの作品はマジで重いんだよな…これはエンジンの差なのかわからないがエウがこれを何とかしない限りアリスと勝負にならないのは確かだな。そしてシナリオのスタイル、同じ国の間の戦争を描くのにアリスはコメディー寄りの作品が多いでエウはほぼシリアス寄り、自分はシリアスの方が絶対好きなんだがシリアスのシナリオを書くほうが難しいよね(多分)、最近エウのシナリオはゴミのも理解できた気がする、がやはりゴミはゴミですね、そんなものを読むより栄養のないコメディーのほうを選ぶよ。最後にゲーム性、ランス10のゲームシステムは簡単で理解しやすい、エウのは難しいけど奥深い、そして周回のやり甲斐は、エウのほうが高いと思う。ランス10は周回してもエンディングが変わるだけで、その過程は大体同じ、エウの周回は過程からエンディングまで全部変わる場合が多い、その分やりがいと楽しさがある、特に戦燐2の√はマジで神。
なのでエウさん、倒産するなら絶対に戦燐2のリメイクを出してからにしてね、3本買うから。